【配偶者ビザ】スペイン・バルセロナでNIE/TIEの初回申請手続き奮闘記!2021年9月

ビザ

Hola!!

バルセロナ在住のShuri(@CafeconlecheBcn)です

本記事は前回の配偶者ビザ申請奮闘記の続編になります。

日本で家族同居居住査証(ビザ)が認可されてスペインに入国してからNIE/TIEの申請手続きまでがメインになります。

あとは身分証明カードを申請するだけと軽く思っていたのですが、今回もすんなりと終わらせてくれませんでした(笑)

それでは申請手続きの奮闘記をご紹介します。

NIEを省略せずに読むと「Número de Identidad de Extranjero(外国人身分証明番号)」TIE「Tarjeta de Identidad de Extranjero(外国人身分証明カード)」となります。

NIEについては家族同居許可書(バルセロナで申請)が認可されたときに取得しています。ですので今回は正確に言うとTIEの申請なります。

スペインでは基本的にNIE=身分証明カード(TIE)みたいな考えで、普段生活していてもTIEという言葉はほとんど聞きません。

本記事では一応わかりやすいように両方(NIEとTIE)併記して書いています。

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NIE/TIEの申請手続き

在日スペイン大使館から渡された書類によると、

スペイン入国後1ヶ月以内に、住居を定めた都市の警察署を通して、NIE/TIEの発行申請を行ってください

とのことでした。

スペインに入国したのが7月29日で、なかなか予約が取れず取れた日が9月20日でした。

ということでまず入国1ヶ月以内に申請することは不可能でした(笑)

NIE/TIEの申請に必要な書類

予約がなかなか取れないことは周知の事実ですし、1ヶ月以内に予約が取れることの方がよっぽど運がいいので、あまり気にする必要がないと自分に言い聞かせていました(笑)

さてNIE/TIEの申請にも必要な書類がいくつかあるので、参考までに私が提出した書類を上げておきます

居住地、当事者、書類を確認する担当者によっても必要な書類は変わってくるので申請される場合は弁護士などに確認することをおすすめします

  • 申請書(EX-17)
  • 家族同居許可書(バルセロナで申請)
  • 家族同居許可書の申請書のコピー(EX-02とオンライン申請受付書類)
  • ビザのコピー
  • パスポート
  • 写真(背景白)
  • 住民登録証明書(volante de empadronamiento)
  • Tasaの支払い証明書(modelo 790 código 012)15.92€ ※2021年9月時点

この中で少し手間だったのが住民登録で、予約を取って役所を訪問しなければいけません。

しかも予約日が1ヶ月後~2ヶ月後みたいに当時は近い日程ではほぼほぼ取れませんでした。

住民登録(empadronamiento)

Pl Sant Miquelにある役所へ

予約が取れたのが9月10日でなんとかNIE/TIEの申請より前に取ることが出来ました。

住民登録するのに提出した書類は

  • NIE/TIE
  • パスポート(配偶者)
  • 賃貸契約書(私名義)

NIE/TIEとパスポートはコピーを用意。賃貸借契約書は原本。

※家賃支払い証明書(3ヶ月分)と水道、電気代の支払い証明書(3ヶ月分)を一応持って行ったのですが提出しませんでした

私が通訳として一緒に行ったのですが、人数制限で以前なら2人でも入れたのですが、1人しか入ることが出来ないという風になっていました。

まだスペイン語が話せないことを伝えると「あなたが代理で申請し、最後のサインのところで代わればいい」と言われました。

サックリ取れ、9月20日の申請日に向けてこれで準備万端!

警察署でまさかの申請却下

中心地からも近めの警察署(Rambla de Guipúscoa, 74)へ

最寄りの地下鉄はL2(紫色)のSant MartíかBac de Rodaになります。

予約の時間より30分前くらいに着きましたが受付してもらい、それから外で30分くらい待っていたと思います。

外からでも受付番号が確認できます。

書類はOKだったが申請(指紋採取)出来ず

ついに順番が来て、呼ばれた番号の窓口へ。

窓口の人がまずパスポートをチェックし「入国スタンプは?」と聞かれました。

スタンプの場所を示しドイツ経由で来たことを伝えるもあまり納得していないのか、他の職員に確認しにいく用心さ(笑)

結局大丈夫だったようで一安心。

しかし何か粗を探すかのようにパスポートとパソコンを交互にチェック(笑)

そしてついに粗を見つけたのか「これは駄目ね」と言われました、、、

理由を聞くと配偶者の方のNIE/TIEの期限が6ヶ月以上ないとNIE/TIEの発行は出来ないとのこと。

確かに2022年の1月までだったので6ヶ月も残っていませんでした。

NIE/TIEは発行せず大丈夫なのか?

ではどうすればいいのか窓口の人に確認したところ、

「あなたの居住許可(労働ビザ)を更新するときに配偶者も同じタイミングで更新できます」そして「ビザの更新が出来たらその時にまたNIE/TIEの発行をしてください」とのこと。

次にこのままNIE/TIEがなくても合法的に滞在できるのか?と質問すると

「家族同居許可書と日本で取得した家族同居居住査証(ビザ)があれば問題ないですし、NIEはすでに取得されています」

ということは問題なさそう?

少なくともこの人の話を聞く限りでは問題はないかと。

ですがやはり不安で次回更新時に問題になる可能性もあるのではないか?と思い、

とりあえず報告代わりに弁護士や知人に相談しに行きました。

弁護士と知人の経験者に相談

まずビザの申請でお世話になっている弁護士に申請がダメだったことを報告に行くと、

「あー、確かに6ヶ月切っていたら出来ないね」と今更発言。

とゆーか知っていたら教えてほしかった!!

また「TIEがなくても滞在(私のビザの期限までは)できるし、更新もできるよ」とのこと。

窓口の人が言っていた内容と一緒でした。

知人の経験者の方に相談

次は知人の経験者の方に相談しに行きました。

今回の件を説明すると「初めて聞いたケースだね」と言われました。

バルセロナ在住10年以上になる人でビザのサポートも豊富にされてきた方が「初めて聞くケース」と言われたので、かなり不安になりました。

「不安なら違う弁護士にも聞いてみたら?」ということで弁護士を紹介してもらいました、

2人目の弁護士にも相談

現状を説明したところ、「家族同居許可書が取れていれば問題ない。更新は一緒にできるがあなたのビザ(労働ビザ)を先にした方がいい」とアドバイスいただきました。

私のビザと紐づいているので私の方が更新されないと配偶者の方も更新できないということです。

相談してわかったこと

とりあえずわかったことは

  • 家族同居許可書が取れていれば問題なく滞在できる
  • 身分証明カード(TIE)を取得していないが更新できる

上記の2点でしょうか。

申請窓口の人、弁護士2名に相談しましたが、ほぼ帰ってきた答えの内容が同じでしたので少し安心しました。

まとめ

今回ビザの期限が6ヶ月を切ってしまったのはやはりコロナの影響で手続き面がかなり遅れたのが原因です。

本来なら期間的にも余裕だったと思います。

まぁ珍しい?ケースを経験できたとプラスに思うようにします(笑)

次は私の労働ビザの更新編になります!

それでは、Hasta luego!!

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