Hola!!
バルセロナ在住のShuri(@CafeconlecheBcn)です。
本記事ではポンペイ遺跡への行き方やチケット購入方法、遺跡内の様子などをご紹介していきます。
イタリア旅行の最後に選んだ場所がポンペイ遺跡でした。
カプリ島から帰ってきてホテルにチェックインし、そのまま向かったので少しバタバタしていましたがそのあたりも参考になれば幸いです。
イタリア旅行の全日程⇩
- 1日目 ローマ観光(パラティーノ丘、フォロ・ロマーノ、コロッセオなど)
- 2日目 ローマ観光(サン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館など)からベネヴェントへ
- 3日目 ベネヴェントからナポリ(半日観光)へ
- 4日目 ナポリからカプリ島へ(青の洞窟)
- 5日目 カプリ島観光(アナカプリ、カプリ)
- 6日目 カプリ島からナポリ(ポンペイ遺跡)へ
- 7日目 ナポリからバルセロナへ
ポンペイについて
ポンペイとは西暦79年に起こったヴェスヴィオ火山の大噴火により火山灰に埋もれた古代都市。
18世紀に発掘が開始されてから今なお発掘作業が続いており新たな発見も相次いでいる。
遺跡として保存状態がよく、当時の文明を垣間見ることができる貴重な場所となっている。
ナポリから電車で約40ほどと多少かかるが世界遺産にも登録されており観光地として非常に有名。
ポンペイ遺跡までの行き方
ヴェスヴィオ周遊鉄道(Circumvesuviana)を利用
カプリ島から戻ってきて真っ先に向かったのがホテルです。
ナポリ中央駅近く、ガリバルディ広場に面している「Starhotels Terminus(スターホテルズ テルミナス)」にチェックイン。
ゆっくりする間もなく荷物を部屋に置き、行き方などをホテルのスタッフに確認してすぐにポンペイ遺跡に向かいました。
今回はヴェスヴィオ周遊鉄道(Circumvesuviana)を使います。
ナポリ中央駅(Napoli Garibaldi)から Pompei Scavi Villa dei Misteri駅へ。
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まずはナポリ中央駅に向かい標識に沿ってホームへ向かいます。
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チケットは2.8€。有人の窓口で購入したかと思います。
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13時09分発のポンペイ経由 Sorrento(ソレント)行きに乗車。
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落書きが凄い!?
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実は少し心配していたのがこの鉄道でした。少しガラの悪い若い子たちが乗り降りしていて雰囲気もあまりよくなかったように感じます。
遠目に見えるのはヴェスヴィオ火山!約40分ほど電車に揺られPompei Scavi Villa dei Misteri駅に到着。
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歩いて2分ほどで入口に到着しました。
ポンペイ遺跡の入場チケットの購入方法
公式サイトから購入を試みるも・・・
ネットを見ているとチケットを購入するのに並ぶかもしれないという情報があったので事前購入しようと思いました。
公式サイトから購入しようと思っていたのですが、登録をする必要があったり、いまいちよくわからなかったので諦めました、、、
GetYourGuideで購入
ではどうしたかというと「GetYourGuide」というツアーやチケットの手配を手掛けている会社を通し購入することに。
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以前に利用したことがあったのでどのような感じかわかっていました。
実はバチカン美術館の入場チケットもこちらで購入しようと思いましたが希望日が空いていなかったので断念しています。
便利なことに日本語でも対応しているので簡単に購入することが出来るかと思います。
私が購入したが一人19€のファストトラック入場チケット。公式サイトで購入する場合は15€+1.5€の手数料(値段は2019年当時)だったのでそこまで高くないかと思いました。
支払いが完了するとこのようなメッセージが届きました。
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「バウチャーを印刷する」を選ぶと下記のようなチケットがダウンロードされました。
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「モバイルバウチャー」の場合はアプリをダウンロードし、アカウントを作成する必要があります。
アプリをダウンロードしアカウント作成後に「バウチャーを表示する」を選ぶと、
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下記のようなモバイルバウチャーを表示することが出来ます。
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私は一応両方用意していました。チケットの印刷はホテルに頼めばやってくれました。
現地ではオンラインチケット購入者の列がありそちらに10分ほど並びました。予約なしだと10分以上は待つ必要があったかもしれません。窓口で予約が確認されたらあらためてチケットをもらえました。
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ポンペイ遺跡の中の様子
いよいよポンペイ遺跡の中へ。
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大きな広場に到着。こちらは公共広場として使われていたフォロ。様々な公共の建物がここに面してあったそうです。それにしても遮るものがないので日差しが痛い、、、
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正面に見えるのはジュピター神殿。背後に写るのがヴェスヴィオ火山になります。
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こちらはバジリカ。フォロのエリアでは最大の広さで、裁判や商取引に使われていたそうです。
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こちらはアポロ神殿。周囲には48本のイオニア式円柱がきれいに並んでいます。
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広場のそばには土器や石膏の遺体などが見えました。ポンペイ市民の最後の様子を表しているようでかなり生々しい。
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火山灰に覆われた肉体は腐敗してなくなっていたそうです。そして空洞になった火山灰に石膏を流し込み犠牲者を再現したとのこと。ですのでミイラではありません。
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こちらは悲劇詩人の家。猛犬注意の文字と犬のモザイクが見えます。ガラス越しになるので写真を撮るのが難しい、、、
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まだまだ歩きます!それにしても広い、、、
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イッソスの戦い(アレクサンダー大王とダレイオス3世の戦い)のモザイク。こちらで見えるのはレプリカでオリジナル(ポンペイで発見)はナポリ国立考古学博物館が所蔵しているとのこと。
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日陰は助かる~。前方に見える飛石のようなものは横断歩道だったそうです。
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カフェ・レストラン。ここには休憩している人がたくさんいましたね。
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フロントーネの家の壁画。裕福な家の食堂だったそうです。
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ヴェスパシアヌス神殿。白い祭壇のレリーフ(浮き彫り)がきれいに残っています。
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スタビアーネ浴場。ポンペイの町で最大の浴場施設だった場所。
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ピンぼけぎみですみません、、、
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これは崩れないのか!?
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こちらはイシス神殿。発掘された当時、装飾や備品がほとんど当時のまま残っていたことで世界から注目されるようになったとか。
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家の跡らしき場所でしょうか。
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こちらはステファヌスの洗濯屋。見た感じ浴槽かと思いました。
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居酒屋だったとされる場所。カウンターにある穴にかめをはめ込み、その中に温かい料理や飲み物を入れ提供していたそうです。
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数千人は入りそうな野外の大劇場。保存状態がいいので今でも使えそう。
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正面に見えるのは円形闘技場。現存する円形闘技場の中でも最古になるそうです。それにしても保存状態がいい。
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中に入ることも出来ました。円形闘技場といえばローマのコロッセオが有名ですよね。こちらの方が小さいですがおよそ2万人も入るそうです。
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円形闘技場の横にあるのが大体育場。サッカーコートが一面入りそうなくらい広いです。
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発掘の際には大噴火の多くの犠牲者がここで見つかったそうです。
この体育場の周りにはポンペイ遺跡やその周辺で発掘されたものなどが見れる展示スペースがありました。
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これでポンペイ遺跡の観光終了です。約2時間半くらい滞在していました。しっかり見て回るともっと時間はかかるかと思います。これでもかなり疲れました、、、
帰りはFS線トレニタリア(Trenitalia)のポンペイ駅から
さて、出口は円形闘技場の近くから出て、FS線トレニタリア(Trenitalia)のポンペイ駅へ向かいます。
歩いていると大きな鐘楼が目の前に。こちらはバルトロ・ロンゴ広場に面して建つロザリオの聖母の巡礼聖堂。
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疲れていたので中には入らず外観だけ。口コミなどを見ると評価が高いようです。
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見学より飲み物がとにかく欲しかった、、、
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FS線トレニタリア(Trenitalia)のポンペイ駅へ到着。
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チケットの値段は2.8€で行きに利用したヴェスヴィオ周遊鉄道(Circumvesuviana)と同じでした。
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こちらの路線は海沿いでした。景色はこちらの方がいいかもです。
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車内の雰囲気も特に気にならなかったので、こちらの方が安心できましたね。
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約40分ほどでナポリ中央駅へ到着。
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まとめ
ポンペイ遺跡の行き方、入場チケット方法、遺跡内部の様子などご紹介させていただきました。
遺跡は2時間半ほど歩きましたが4月でも日差しがきつく、石畳が多い場所でしたのでかなり疲れました。
影にならない場所も多いので適度に休憩しながら見て回るのがいいかと思います。
今回の記事でイタリア旅行記編が最後になります。長くなりましたが何か旅行の参考になれれば幸いです。
まだ他のイタリア旅行記の記事を見ていない方はこちらからチェックしてみてください▽
それでは、Hasta luego!!
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