PCR検査は必要?バルセロナに到着するまでに実際に行った手続きなどをご紹介

バルセロナ生活

Hola !! バルセロナ在住のShuri(@CafeconlecheBcn)です。

今回の記事は知り合いの渡欧行程をお手伝いしたので、2020年の12月9日に日本からパリ経由でバルセロナに着くまでに必要だったもの、手続き、知っておいた方がいいいことなどをお伝えします。

正直、色々情報が錯綜していたので何が正しいのかはわからなかったのですが、問題なくバルセロナに無事到着することができたので安心しました。

ですので日本で準備したものやパリやバルセロナでの手続きなどを中心にご紹介したいと思います。

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そもそもバルセロナに入れるのか?

訪問できます。現在は日本からの渡航者(対象は「居住者」であって「国籍」ではない)に対して、入国制限や入国後の隔離措置などは適用されていません

それでは観光などが出来るかといわれればまだ難しいでしょう。バルセロナですと世界遺産であるサグラダ・ファミリアやカサ・バトリョなどは一時的に閉まっています。観光客がいないので仕方ない部分もあるかとは思います。※12月25日現在

各州ごとに対策措置が違いますがカタルーニャ州ですとカフェやレストランの営業が一時停止になったり、営業時間が短縮になったりと頻繁に変わってます。また22時から6時までは外出禁止になっていたり、公共の場でマスク着用は義務になっていて違反すると100ユーロ以下の罰金が科されるとされています。

外務省のHPを見てみてもスペインの感染症危険度がレベル3(渡航中止勧告)になっております。実際、ここ最近まったく日本人の観光客を見かけておりません。

詳しい情報は下記のリンクから確認してください。

外務省海外安全ホームページ

在スペイン日本国大使館

在バルセロナ日本国総領事館

PCR検査の陰性証明書は必要なのか?

現在スペインでは感染レベルが高い国に対してPCR検査の陰性証明書の提示を義務づけています。では日本はどうかといえば、一応この措置から除外されているのでPCR検査の陰性証明書は必要ありません。※12月25日現在

ですがこの措置も変更になる可能性がありますので詳しく書かれている下記の在スペイン日本国大使館のHPでご確認ください。

在スペイン日本国大使館(入国時の手続きについて)

また乗り継ぎ地が対象国の場合、提示を求められる可能性があるので事前に航空会社や乗り継ぎ地の大使館HPなどでも確認を取っておいた方がいいかと思います。

今回は航空会社がエールフランスでパリで乗り継ぎでしたので、もしかしたら必要かもしれないと思っていました。ちなみにフランスはこの措置の対象国に入っています。

在フランス日本国大使館の事前情報とエールフランスに電話で確認して必要ないとのことでしたが、マドリードで入国の際に求められた方がいたという情報もあったので、一応PCR検査の陰性証明書を取っておきました。出国の72時間以内のものでないとダメだったので受けられる施設を見つけるのが少し大変でした。

事前に調べた情報と違い、日本でのチェックインカウンターではPCR検査の陰性証明書を求められたので、職員の方にいらないはずではないですか?とお聞きしたところ、職員の方は何やら調べられて、必要ないがスペインでその証明書があれば手続きがスムーズに行くと言われたので、事前に取っておいた陰性証明を提示しました。

他にも必要な手続きが

また、スペイン到着時に必要なQRコードの提示も求められました。しかし、在フランス日本国大使館HPにかかれていたフランス入国に必要とされていた書類の提出は求められず、こちらからこの書類は必要ないかと確認しましたが、必要ないとのことでした。

飛行機の中では

日本からパリに向かう飛行機の座席の様子。ビジネスクラスは5人しかおらず、好きな席に変わってもよいと言われました。みなさん、かなり離れて座っていました。

機内では、こちらの書類を配られて、トランジットでも、書く必要があると言われ、記入し提出しました。

機内食は普段より選べる種類が減っていました。

パリでの乗り継ぎでは

パリのシャルルドゴール空港に到着したのは早朝で肌寒く、まだ外は暗かったです。

飛行機をおりてすぐの通路ですぐに警察のような方々がいて、パスポートの提示を二度ほど求められました。自動小銃をもった軍人のような人もいて、ちょっと物々しい感じでした。コロナだけでなく、テロ対策もあるのでしょうか。。。

そしてEU圏への入国審査にすすみました。フランス用に用意しておいた書類が

国際移動適用除外証明書

新型コロナウイルスの症状がない旨の宣誓書

日本のチェックインカウンターでは必要ないと言われましたが、一応記入して用意していました(笑)書類のダウンロードはフランス内務省HPから出来ます。ですがやはり提示する必要がありませんでした。またPCR検査の陰性証明書も提示する必要がありませんでした。

入国審査は早朝で人も少なく特に問題なくスムーズにおわりました。フランス入国にはPCR検査を求められる国もあり、そういった国々の方は荷物をうけとるターンテーブルもまったく違うところで分けられているようです。

ラウンジの様子

ヨーロッパ路線へのターミナルに移動し、トランジット時間が5時間あったので、5時半からオープンするラウンジで時間をつぶしていました。そのころはまだ人が少なくて良かったのですが、7時頃になると満席状態になっていました。ラウンジも2つある内の一つが閉まっていたのでその影響もあったのかもしれません。

ラウンジの中にはマスクなしで咳などをしていた人もいました。飲食している感じではなくパソコンで何かをしている様子だったので、もう少し周りに配慮してほしいなと思っていました。

事前の情報で、トランジットの際にお店があいていないため食料も用意した方がいいと大使館HPにありましたが、大丈夫でした。エルメスなどのブランドの店舗も開いていました。

飛行機に乗り込む前にもチェック

ヨーロッパ路線は人が多く、ベンチもかなり埋まっており、混んでいました。搭乗口にも人が押し寄せている状態でした。

搭乗口カウンターを過ぎて、飛行機に乗り込むまでのタラップになぜか警官のような人がたくさんいて、パスポートとバルセロナに向かう目的などを聞かれました。しかも2度も聞かれました(笑)ブランド物を購入していたので、それはどこで購入したのか、レシートをみせるようにも言われました。

搭乗客の中である人は警官数人に取り囲まれて何やら質問されており、別室に連れていかれていました、この方、おそらく飛行機に乗っていなったと思います。何か恐い(笑)

飛行機の座席は7~8割くらいは埋まっていたのではないかと思います。ビジネスシートは2席分を一人で使わせてもらえました。入り口で、消毒液を配布されていて、取っている方も多かったです。

飛行機が飛び立つ前には、いきなり4台ぐらいのはしご車のようなものに飛行機が取り囲まれて、何かわからない液体を機体に噴霧されました、消毒でしょうか。初めての体験で、びっくりしましたが、他の乗客の方は特に反応していませんでした(笑)

フランスでもやはり措置などは変わったりする可能性がありますので事前に航空会社のHPや在フランス日本国大使館のHPなどよく確認しておいた方がいいとおもいます。(もしパリ経由で行く場合)。私も不明な点は電話をして確かめていました。

エールフランス航空のHP

在フランス日本国大使館HP

バルセロナに到着してからの手続き

バルセロナに到着して行った手続きが

申告書QRコードの提出

サーモグラフィーによる検温

がありました。他は空港を出るまでにパスポートのチェックが何度かあったくらいです。結局PCR検査の陰性証明書の提示は求められませんでしたので事前の情報通りでしたね。

申告書について

この申告書はスペインに入国する全ての人に適されていて、保健省の専用ページ「https://www.spth.gob.es/」もしくは専用の無料アプリ「SPAIN TRAVEL HEALTH-SpTH」で必要事項を記入していくと、最後にQRコード送られてきます。そのQRコードを入国時に提示する必要があります。

11月23日以降はスペイン行きの出発地において航空会社から提示を求められれるそうです。実際、私もチェックインカウンターで提示しました。

在スペイン日本国大使館のHPに日本語で説明している申告書の記入例が書かれていますので参考に出来るかと思います。

日本語で説明さられている申告書の記入例

空港を出てから

空港からの出口は限られていました。基本的に航空券を持っていない人は中に入れません。

4か月前は、空港内でカートが使えずに、大きな荷物を何個も持っている方は、ひきづって大変そうでしたが、今回はカートが使えるようになっていました。

事前にバルセロナに入る航空会社をエールフランスか、KLMか迷っており、いずれも夜間に到着する便しかなく、夜間の外出規制もあり罰金もあったので、一応、22時以降もタクシーが走っているかなどを事前に空港のインフォメーションに確認したところ、タクシーは走っているようでした。

タクシーが動いていないことも考えて、空港内のホテルに宿泊出来るか確認したのですが、「現在ホテルは閉まっていて、2月か3月頃に再オープンするかもしれません」と返事がきました。

宿泊予約できるサイトでは宿泊可能と出てたので必ず事前に確認しておいた方がいいです。現在も街中には閉まっているホテルは多いです。

結局、12月に入り、エールフランスで日本の関西空港を夜に出発して、バルセロナに昼に到着する便が再開されたので、遅い時間に到着する便はやめました。

まとめ:一応訪問は出来るが観光は難しい

今回はバルセロナに到着するまでの手続きなどをご紹介いたしました。現時点(12月25日)でのことですのでまた状況が変わったりする可能性はあります。ですので事前に航空会社や現地の大使館で出されている情報などは必ず確認するようにしてください。

やはり観光はまだまだ難しいかなと思います。ただワクチンの接種がスペインでは12月末頃から始まると言われていますので、早く収束に向かうことを期待したいと思います。

参考になれば幸いです。Hasta luego !!

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