救急でバルセロナの歯医者に行ってきました!ドキドキ体験記

バルセロナ生活

Hola!! バルセロナ在住のShuri(@CafeconlecheBcn)です。

今回は旅行でバルセロナに来ていた知り合いの方が歯医者に行きたいというので付き添いで行った時の話になります。

旅先で急に病院にいかなければならないとなるとかなり不安ですよね。

私自身、バルセロナで歯医者には行ったことがなかったので以前からどのような感じなのか知りたいと思っておりました。

サービス内容もそうですが金額面も気になる点ですよね。イメージですが海外の病院やクリニックなどの治療費はものすごく高いというような・・・

実際の価格や、またその他歯医者に行くまでにおこなったこと、歯医者内でのやり取りなどをお伝えできればと思います。

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歯の詰め物が取れた

歯医者に行くきっかけとなったのが急に歯の詰め物が取れたことでした。これがすぐに日本に帰国するのでしたらそのままでも良かったかもしれませんがまだ数週間こちらにいる予定でいらしたので歯医者に行くことを決められたようです。

カード会社に連絡

短期の海外旅行保険などには加入されていなかったので、まずはカード会社にクレジットカードの付帯保険が使えるかどうか確認するため連絡されていました。

確認してみると海外旅行ですと旅行代金をクレジットカードで決済してるかどうかで現地でのサポートの内容が変わってくるようでした。とあるカードでは、かなりの年会費を払われているにもかかわらず、航空機のチケットをそのカードの代理店経由で購入されていなかったため、現地のサポートがうけられなかったようです。

そこで、アメックスカードの現地サポートが24時間対応してくれ、対応できる病院も探してくれて助かったようです。

ただどのカードも受傷機転により外傷などではないため保険金が出るかどうかは微妙なラインでわからないとのことでした。それでも請求の申請は出来るみたいなので一応請求はする予定のようです。ダメだったらそれはそれで仕方ないということで。

こういった事例はこちらでは救急対応している歯医者しか対応できないようでそういった歯医者を紹介していただきました。通訳の方は私が行うので特に頼まれませんでしたが、頼めば向こうの方で探してくれるようでした。

今回のようなケース(歯の詰め物が取れた)では保険金が下りるかどうかは不明です。保険金が下りなければ治療費や通訳代なども全て当事者の自己負担になってしまうのでその点は考慮し、判断しなければなりませんが、不安なまま過ごすよりも現地で病院にいってみるのも一つの経験かもしれませんね。

ちなみにクレジットカードはデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを使われていました。

カードについては公式サイトで確認してください。

公式サイト:AMERICAN EXPRESS(アメリカン・エキスプレス)

いざ歯医者へ

さて紹介していただいた歯医者さん「Clínica Dental Miravé」ですがこちらになります。

カード会社の現地サポートの方にお伝えした最寄りの地下鉄の駅のPasseig de Gràciaからは少し離れていたので「あれ?」と思いました。というのも向こうがPasseig de Gràcia(パッセージ デ グラシア)をTravessera de Gràcia(トラベセーラ デ グラシア)と勘違いしたのだと推測します(笑)

そんなに遠くもないので知り合いの方も「まぁいいかな」と言った感じでその歯医者に行くことに決められました(笑)

歯医者HP:Clínica Dental Miravé 

予約を取ることが出来た

基本的に救急の場合は予約なしで向かうのが普通なので待たされる可能が非常に高いです。ですので今回は予約できるか電話で問い合わせしてみました。

結果的に希望の時間は取れませんでしたが、一応予約することが出来ました。予約なしで行くとかなり待つこともあるので取れるのでしたら取っておいた方がいいです。待たなくてすみますからね。

歯医者に着いてから

問診票に苦戦

やはり予約をしていたのでスムーズでした。ただ問診表の単語が馴染みがないものが多く、記入するのに苦労しました。専門的な単語はやはり難しい!!ですが質問すればわかりやすいように答えてくれましたので助かりました。

問診票ですが英語の問診票も用意できるみたいでした。受付やスタッフの方が英語を話せるかどうかわかりませんが、担当していただいたドクターは英語を話せるようでした。

問診票を待合室で書いている途中に、受付の方から診察前にレントゲンを撮る必要があり、その金額が30ユーロかかるという説明がありました。レントゲンにまず呼ばれ、レントゲン写真を撮りその後すぐに診察室に呼ばれました。とてもスムーズに進んでしまったので、このときまだ問診票を書き終えることができていませんでした(笑)

事前に治療費の見積もりをいただいた

診察室には私も入ることが出来ました。まずはどういう状況であるか説明し、こちらの要望を伝えました。とりあえず一度見てみるということで口の中を確認してもらいました。

口の中の状況を確認してから、治療についての説明がありました。内容としては歯のクリーニングをしてから取れた詰め物を再び付けるといったことなので、そこまで難しくはなく時間もかからないということでした。

それからなんと治療費について事前に確認できました。事前に見積もりが出てきたのにはびっくりしました。こちらとしてはかなり助かりますけどね。特に保険が下りるか不明なので、あまり高すぎたら断ることも考えないといけませんし。ただ診察前に取ったレントゲン代30ユーロは治療を断るにしても払う必要はあります。診察室でさらに状態をよく知るために、レントゲンを撮る必要があると言われて、さらに2回取られていました。

ちなみに金額は166,50ユーロ(レントゲン代30ユーロ込み)でした。印象としては安くはないですがそれほど高くないといったところでしょうか。

本人と全て確認して内容に納得してからそこから治療がスタートしました。

治療を見ていて思ったこと

治療を見ていて思ったのが水でのうがいが少ないというかこちらから言わないと出来なかったくらいです(笑)もちろん機械での吸引もしていましたが、治療の合間などに「水ですすいで」と言われたことはありませんでしたね。

あと気になったのがドクターの鼻歌くらいですかね(笑) 機嫌良すぎるのではないかと思うくらい治療の合間に鼻歌を歌われていました(笑) 愛想が悪い感じよりかははるかに良いですし、治療自体もしっかりやってくれていたのでまったく問題なかったのですが気になりました(笑)

しかも、マスクで隠れて目しか分かりませんが、若くてイケメンでよかったと知り合いの方はおっしゃっていました(笑)

最後に忘れてはならないのが診断書(certificado médico)領収書を頼むこと。基本的にこの2つがないと保険の申請が出来ませんので忘れずに!ドクターも快く書いてくださいました。ドクターによっては無愛想で嫌々書かれる人もいるので。。。

診断書(certificado médico)を頼んだ時に「informe(報告書)か?」と聞かれたので少し内容の説明が必要かもしれません。今回はこのinformeで大丈夫でした。

治療時間は約30分くらいでレントゲンや問診票の記入時間などもあわせると45分くらいかかったのではないでしょうか。

中の様子

中はかなり広いです。ですが広い割にそんなに人がいる気配はしませんでした。コロナ対応のためでしょうか。予約時間はこの時間しか空いていなかったので、予約にあわせて人員をあてているのだろうとは思いますが、ただこのような状況を見ると予約時間も、もう少し融通出来そうな感じはしますがね。待合室で待っている人も全然いませんでしたし。密にならない配慮かもしれませんね。

まとめ:丁寧な対応で処置も問題なし

正直、思ったより良かったというのが印象です。対応も親切でしたし、処置も特に問題なかったようです。心配していた料金も想定の範囲内かなと思います。もちろん金額は治療の内容にもよるのだろうとは思いますが。これで保険が下りれば万事OKなのですがね。またこの結果もお知らせしたいと思います。

おまけ:覚えていった単語など

普段はあまり使わないような単語などが多かったので調べていきました。

・empaste   (虫歯の)充填

・molar    奥歯

・encía    (主に複数形 encías) 歯茎, 歯肉

・caries    虫歯

・certificado médico  診断書

ご参考になれば幸いです。Hasta luego !!

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