【リスボン】ベレン地区のお勧め観光スポットをご紹介

Hola !! バルセロナ在住のShuri(@CafeconlecheBcn)です。

スペインのバルセロナを気に入って何度も訪れ、ヨーロッパ旅行の起点にされる方も多いのですが、バルセロナからアクセスがよくておすすめのヨーロッパの国の一つにポルトガルがあります。

バルセロナに大きなスーツケースをおいて小さなスーツケースやカバンだけでショートトリップを楽しまれている方も多いです。ホテルでも荷物預かりをしてもらえますが、心配でしたら、日本人のオーナーの方が経営されている宿「カサデバルサ Casa de Barca」では、荷物を預かるサービスもあり、日本語対応ですので気軽に問い合わせすることが出来ます。

今回、バルセロナからリスボンに飛行機で向かいました。直行便があり、約2時間程で到着します。

リスボンでは2泊しましたが、かなり駆け足で回った印象です。また当時はサッカーで足の指の付け根あたりを骨折してあり、歩くスピードがかなりゆっくりでした。（笑）

もちろん徒歩だけではきつかったのでバス、市電（路面電車）、タクシーなど公共交通機関を組み合わせて観光しました。時間の関係で訪れるのを断念した場所もありましたが、最低限行きたいと思った場所は行けたと思います。

それではリスボンの ベレン地区で訪れたお勧め観光スポットをご紹介いたします。

ジェロニモス修道院

リスボンに着いて、まず訪れたのが世界遺産であるジェロニモス修道院（Mosteiro dos Jerónimos）でした。ジェロニモス修道院（Mosteiro dos Jerónimos）があるベレン地区はリスボンの中心から少し離れていますので、市電（路面電車）を利用して向かいました。

ベレン地区までは市電（路面電車）の15番で行くことが出来ます。始発のフィゲイラ広場から乗っていきましたので席はかなり空いていました。およそ30分ぐらいで着いたと思います。

美しい回廊に囲まれた中庭が見えます。

修道院最大の見どころである回廊。人が少ないのでゆっくり見れました。

冬のクリスマス前頃に訪れたのですが、時期が良かったのか修道院にはまったく並ばずに入ることが出来ました。夏のバカンスシーズンですとこうはいかなかったでしょうね。

ジェロニモス修道院：http://www.mosteirojeronimos.pt/

リスボアカードについて

短期間で主要な観光スポットを回るのにお勧めなのがリスボアカード（Lisboa Card）です。

リスボンの地下鉄、バス、路面電車、ケーブルカーといった公共交通機関が無料で乗り放題になり、また主要な観光スポットが無料、もしくは割引になります。

例えばベレン地区で訪れた以下3ヶ所は

といった風になります。

他にも無料や何割か割引きされる場所はたくさんありますのでリスボアカードのHPで確認してみてください。

【リスボアカードの料金表】

	24時間（1日券）	48時間（2日券）	72時間（3日券）
大人	20€	34€	42€
子供（4歳〜15歳）	13€	19€	22.5€

ちなみに私は24時間有効の1日券を空港で購入しました。市内でもAsk Me Lisboaというツーリストインフォメーションで買うことが出来ます。

リスボアカード：https://www.lisboacard.org/es/

ツーリストインフォメーション：https://www.visitlisboa.com/en/c/tourist-offices

発見のモニュメント

ジェロニモス修道院（Mosteiro dos Jerónimos）を見終わった後は発見のモニュメント（Padrão dos Descobrimentos）に徒歩で向かいました。

私は内部には入らずに外観だけ見学しました。入場券はリスボアカードを持っていると20％OFFになるようです。

エンリケ航海王の像を先頭に当時の偉人達の像が後ろに続いています。この中には日本でも馴染みがあるインド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマ （Vasco da Gama）、初の世界周航を達成させたマゼラン（フェルナン・デ・マガリャンイス Fernão de Magalhães）、イエズス会の宣教師であるフランシスコ・デ・ザビエル（Francisco de Xavier）といった像もありますのでぜひ探してみてください！！（笑）

モニュメント前には大理石で描かれた世界地図があり、航海船の航路の歴史が伺えます。各地の発見年号が描かれているのですが、日本は1541年に発見されています。これはポルトガル船が豊後に漂着した年になります。

ちなみに日本では1543年にポルトガル人が漂着し、鉄砲を広めたと言われてますよね。ポルトガルではもう少し早めに日本を発見していたという認識ですね。

発見のモニュメント：https://padraodosdescobrimentos.pt/en/inicio/

ベレンの塔

発見のモニュメント（Padrão dos Descobrimentos）の次に訪れたのはジェロニモス修道院（Mosteiro dos Jerónimos）と同じく世界遺産に登録されているベレンの塔（Torre de Belém）です。こちらも徒歩で向かいました。テージョ川を左手にゆっくり景色を楽しみながら歩いても20分ぐらいで着くはずです。

テージョ川を行きかう船を監視し、要塞として作られたのがこちらのベレンの塔です。塔の内部には大砲などがあり、要塞だった面影が確かにありましたね。

塔の内部が狭いため、一度に多くの人が入れないように人数を調節しています。したがって時間帯によってはかなり並ぶ可能性があります。

テラスに出ると中央（写真では左下）には聖母マリア像が置かれています。昔の船乗りはこの像に向かい航海の無事を祈っていたそうです。

屋上のテラスからの町側の景色。

ベレンの塔：http://www.torrebelem.pt/

パステイシュ・デ・ベレンの絶品エッグタルト

ベレン地区を訪れた際にぜひお勧めしたいのが「パステイシュ・デ・ベレン（Pastéis de Belém）」というスイーツ店です。こちらは「パステル・デ・ナタ Pastel de Nata（日本ではエッグタルトという名で知られています）」の非常に有名なお店です。

場所はジェロニモス修道院（Mosteiro dos Jerónimos）から歩いてすぐになります。

私はベレン地区を

①ジェロニモス修道院（Mosteiro dos Jerónimos）⇒ ②発見のモニュメント（Padrão dos Descobrimentos）⇒ ③ベレンの塔（Torre de Belém）の順で見て回り、こちらには最後に訪れました。

お店を外から見ると人が並んでいたのですが、そちらはお持ち帰り用を頼む列でした。店内は物凄く広いので、待つ必要がなく座ることが出来ました。

うれしかったのが出来立てで出てきたことです。やはり冷めているよりアツアツの方が美味しく感じられます！！パイ生地のパリっとした食感と、甘さが控え目のクリームも絶妙でした！！

ポルトガルでいくつかナタを食べましたが、こちらが一番美味しかったと思います！！ぜひベレン地区を訪れた際は立ち寄ってみてください。

パステイシュ・デ・ベレン：https://pasteisdebelem.pt/en/#

まとめ

今回はベレン地区を中心にご紹介いたしました。訪れた時期（12月）が良かったためかどこにいっても基本的には並ばずに入ることが出来ました。ですので可能でしたらバケーションの時期を外して行くとスムーズに観光出来るかと思います。

最後に「パステイシュ・デ・ベレン（Pastéis de Belém）」で絶品の「パステル・デ・ナタ Pastel de Nata」を忘れずに！！

ご参考になれば幸いです。Hasta luego !!