【アテネ観光1日目】古代アゴラ、ケラメイコス、ローマン・アゴラなどの遺跡巡り【ギリシャ旅行記③】

ギリシャ

Hola!!
バルセロナ在住のShuri(@CafeconlecheBcn)です。

本記事はアテネに到着した初日の観光記になります。

ケラメイコス、ハドリアヌスの図書館、古代アゴラといった中心地の有名どころを見て回りました。

ちなみにアクロポリスは3日目に訪問しました。実は初日に入り口まで向かったのですが時間の関係で入ることが出来なかったのです(笑)

上記の場所以外も紹介してますのでぜひ参考にしていただければと思います。

ギリシャの他の旅行記は下記から
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アテネで遺跡巡り

アテネで主要な遺跡といえば以下の7ヶ所になるかと思います。

➀アクロポリス
②古代アゴラ
③ローマン・アゴラ
④ハドリアヌスの図書館
⑤オリンピエイオン/ゼウス神殿
⑥ケラメイコス
⑦アリストテレス学校

以上の7ヶ所を巡るのにお得な共通券チケットについてや、購入方法などはこちら▽

初日に向かったのが以下の4ヶ所になります。

  • ケラメイコス
  • ローマン・アゴラ
  • 古代アゴラ
  • ハドリアヌスの図書館

アクロポリスも向かったのですが時間切れで入ることが出来ませんでした、、、。上記の遺跡以外にも立ち寄った場所がありますので併せてご紹介していきます。

ケラメイコス

まずは古代アテネの墓地だった遺跡「ケラメイコス」へ。

公式サイト:ケラメイコス

ホテルから地下鉄Thissio/Thēseio付近までタクシーで向かい、そこから徒歩でケラメイコスへ向かいました。

歩いていると遠目ですがアクロポリスも見えます。

ケラメイコスの遺跡の入口に向かう途中なのですが外からでもけっこう見えました(笑)

充分かもしれない、、、と思いつつ(笑)中に入りました。窓口には並んでいる観光客などいなくかなり空いていました。

中にもほとんど人はいなかったので落ち着いてゆっくり見ることが出来ました。

入り口左手に博物館も併設されています。ここでは遺跡からの出土品が展示されているようでした。

写真映えするPittaki通り

続いて向かったのが「Pittaki通り」です。

通りの一画の上空に傘が飾られているお洒落な通り。まさにインスタ映え!って感じの場所です。

10月だったのでハロウィン仕様?になっていました。近くに寄られた際はぜひ。

ハドリアヌスの図書館

モナスティラキ広場を通って次に向かったのが「ハドリアヌスの図書館
ローマの皇帝ハドリアヌスが132年に建設した図書館になります。

公式サイト:ハドリアヌスの図書館

当時の建物の入り口になっていた付近。アクロポリスも見えますね。

教会があった場所。

図書館のメインの部分。

昔、図書館だったという感じはまったくしませんね、、、

展示スペースにあったのはこの遺跡で発掘された頭部と腕の部分が欠けた彫像。こちらはギリシャ神話の勝利の女神ニケの彫像でした。

ローマン・アゴラ

ハドリアヌスの図書館を見学後、訪れたのが「ローマン・アゴラ」です。
紀元前19年から11年にかけて建設されたアゴラ(広場、市場)とのこと。

公式サイト:ローマン・アゴラ

ハドリアヌスの図書館から歩いて1分もかからないのではないでしょうか。

入口に見えるのは「アテナ・アルケゲテス門

大きさはサッカーコートくらいでしょうか?列柱がけっこう残っていますね。

大理石で作られた八角形の塔は「風の塔(もしくは風の神の塔)
この塔には風向計、日時計、水時計と3つの機能があったとされています。

搭上部には8つの風の神のレリーフがあります。頂上にあった風見鶏であったトリトン像はなくなっているそうです。

内部の床と天井。内部の方が朽ちた感じがよくわかります。

説明板によると公共のトイレだったとされる場所です。

古代アゴラ(アテナイのアゴラ)

次に向かったのがもう一つのアゴラ「古代アゴラ(アテナイのアゴラ)」です。
アゴラでは公共施設も多く、市民が集い様々な交流が行われていたとされています。

公式サイト:古代アゴラ

ローマン・アゴラからアドリアヌ通り沿いにある入口までは徒歩4分ほど。

遺跡に入ると左手に見えたのが「アタロスの柱廊」。中は博物館になっており、発掘された遺物が展示されています。

3体の像が並んでいるこちらの場所は「アグリッパのオディオン(音楽堂)
1000人も入る音楽堂だったらしいのですが、跡からは想像がつきませんでした、、、

奥に見えるのはアクロポリス。遮るものがないのでよく見えます。

さて、次は少し高台にある「へファイストス神殿」を目指します。

炎と鍛冶の神とされたへファイストスを祭る神殿です。パルテノン神殿と同時期に建設されたとされていますがこちらは保存状態がかなりいい。

少し高い場所なので古代アゴラの様子やアクロポリスもよく見えますね。

最後に向かったのが「聖使徒聖堂」。西暦1000年頃に建てられた聖堂です。中世の建物ですが長い間、修復や増築などを繰り返していたそうです。

中は所々に古さを感じますね。

古代アゴラはローマン・アゴラに比べかなり広いですが、きれいに残っている建物は少なく上記のアタロスの柱廊、へファイストス神殿、聖使徒聖堂の3つくらいでした。

アレオパゴスの丘

古代アゴラの次はアクロポリスに向け出発!坂道や上り階段などを経て入口に到着し入ろうとしたら、閉まる時間まで15分ほどだったので入ることが出来ませんでした、、、

気を取り直して入口近くで何やら人が集まっている場所に向かうとそこは「アレオパゴスの丘」と言われる場所でした。古代では政治や裁判の集会が開かれた場所でもあったそうです。

こんな絶景スポットがあったとは!?すぐに別の場所に移動しなくて良かったと本気で思いました。
眼下には先ほど見て回っていた古代アゴラが見渡せます。

アクロポリスも近い!

ちょうど夕暮れの時間帯ってのもラッキーでした。

夕日に染まるアクロポリスも神秘的!

アクロポリスへ向かう際はぜひアレオパゴスの丘もお忘れなく!おすすめの絶景スポットです。

国会議事堂前の衛兵交代

本日の最後はシンタグマ広場へ。時間は21時頃。

こちらは国会議事堂前で行われている衛兵交代です。一時間毎に交代するようです。

真ん中に見えるのは「無名戦士の墓」です。戦争で亡くなった犠牲者のために作られた慰霊碑になります。

余談:なかなかタクシーが捕まらない

国会議事堂前の衛兵交代を見終わった後、タクシーを拾って帰ろうとしたのですがなかなか捕まらなかったです、、、

結局15分くらい待って、知らない人と相乗りになる形で乗ることが出来ました。

翌日は朝がかなり早かったので少しでも早くホテルに戻るためにタクシーを選んだのですが、、、タイミングですかね~。

まとめ

アテネの一日目は遺跡巡りが中心でした。一日で全ての遺跡を巡ることも可能かもしれませんが、疲れたので2日に分けました。

今回巡った遺跡はあまり観光客がいなかったので落ち着いて見れました。やはりアクロポリスに集中していそうでした。

10月の初旬でしたが暑くて日差しがきつかったです。遺跡は陰になる場所が少ないので飲み物、サングラス、帽子など用意しておいた方がいいかと思います。

それでは、Hasta luego!!

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