Hola!! バルセロナ在住のShuri(@CafeconlecheBcn)です。
今回は私の知り合いがバルセロナでPCR検査を受けるにあたって実際に受けるまでお手伝いした時の話になります。
そもそもなぜ必要だったかというと、日本に帰国する際利用した航空会社(エミレーツ航空)に搭乗する際にPCR検査の陰性証明が必要だったからです。※2020年10月時
当時、ドバイでのトランジットの際に陰性証明書は必要とか必要でないとか、用意していないと送り返されるなど、色々情報が錯綜していました。ですが航空会社のHPには陰性証明書の提示が必要であると明記されていたので用意する方向で動きました。
そのため検査を受けることができる場所を探し、コンタクトを取り、実際に検査施設まで同行したのでその時の経験と知り合いにも帰国時の話を伺ったのでそのことも含めてお伝えします。
乗り継ぐために必要とされる書類
スペインからドバイで乗り継ぐ場合
① 96時間以内に発行されたPCR検査の陰性証明書を提示
② 印刷された正規の陰性証明書(英文)。SNSや電子証明書は受け付けない
上記の2点が必要な条件だったのでこの2点を念頭に置き、検査を受ける施設を探す必要がありました。
※2020年10月時点の情報ですので、現在の条件などは各航空会社のHPなどでご確認ください。
検査施設を探す
まずPCR検査を受けられる施設をネット中心に探しました。数件ありましたがあまり情報量が多くなく不明な点が多々あったので片っ端から連絡しようと思っていたところ、知り合いが検査を受けていたのでその施設を紹介してもらいました。
ただその施設を利用し、検査を受けていた人が陰性証明書の発行が遅かったというコメントを残していたので不安がありました。96時間以内に発行されたものでないと無効でしたし、もし発行が遅れると飛行機の時間や日程を変える必要があったかもしれません。
インスタグラムを見て決定した
まだ帰国まで時間があったのでどうしようか悩んでいました。そんな時、何気に見ていたインスタグラムのタイムラインにPCR検査が受けられる施設の広告が流れてきて、目に留まりました。
そこでメールで気になる点などを確認していき、返事も早くもらえて信頼できそうだったのですぐに予約しました。決め手は陰性証明書の発行のスピードでした。翌日の10時までにメールにて送ると言われたのでこちらに決めました。
ですがそれでも遅れる可能性があるのがスペイン(笑) なので若干不安でもありました。
検査施設のHP:Associació Assistència Qualificada Barcelona (AQB)
実際の検査はどんな感じだったか?
メールで聞いておいた場所にタクシーで向かいました。中心地のカタルーニャ広場からでしたら約20分で着くかと思います。
着いた時にほんとにここかな?と思いました。
おそらくこちらで合っているはずだと思い中に入りました。
中に入るとスタッフの人が出てきたので要件を言うとこちらに案内されました。
予約して行ったので全く待つ必要がありませんでした。こちらで名前やパスポート番号、メールアドレス(証明書はメールで送られてくる)、検査が必要な理由等を聞かれ、その後すぐに検査に入りました。検査自体は1分もかからなかったと思います。
最後に支払いを済まして終わり。料金は115ユーロでカードでの支払いも出来ました。正直思っていたよりもあっけなく終わったなというのが感想でした。
検査結果が送られてくるのはかなり早かった。ただし・・・
検査の結果はなんとその日の夜には届いていました。ドキドキしながら証明書の確認に入りました。
まず陰性だったので一安心。陽性だったら帰国できないところでしたからね。あとは何か不備がないか確認しようと見ていたら・・・
名前のスペルが間違ってる!!
そう、名前のスペルが間違っていました(笑)さらに他に不備がないか確認していたら・・・
文書がなんとスペイン語!!
英語で作成してもらえるように頼んでたのにスペイン語になっていました(笑)
すぐに間違いを指摘し、修正したものをもらえるように伝えました。そうすると朝には修正されたものが届いており、しっかり他に不備がないか確認したところ問題なかったので安心しました。
すんなり終わらせてくれないところがスペインらしいといえばそうですが、すぐに対応もしてもらいかなり早く(24時間以内)陰性証明書も取ることができたので良かったです。
帰国時のチェックは?
航空会社はエミレーツ航空でドバイで乗り継ぎし、日本に向かうルートでした。PCR検査の陰性証明書はバルセロナから出国する際のチェックインカウンターで提示しただけで、乗り継ぎ地のドバイでは必要ありませんでした。
ただバルセロナから出国する際のチェックインカウンターでPCR検査の陰性証明書以外に日本に帰国した後の宿泊場所を聞かれ、宿泊の予約証明書を提示しました。自宅以外ですと事前に待機宿泊場所を確保しておいた方がいいのかもしれません。
日本に帰国後は関西空港でちょうど唾液による抗原検査に変わってすぐでしたので、思っていたより早く、結果が出るまで約1時間半程待っていたと思います。その後は公共交通機関が使えないので、14日間の待機宿泊場所として、事前に予約しておいた関西国際空港隣接の「ホテル日航関西空港」に宿泊していました。
検査の際に、LINEを登録すると、毎日メールで健康状態の確認がなされます。ホテルでは自分で体温や健康状態のチェックシートを書いていました。
他国のようにホテルの部屋から一歩もでれないというわけでもなく、ルームサービスもないので、空港やホテルのレストランを利用したり、コンビニなどでごはんは調達していました。
むしろ、帰ろうと思えばいつ帰ってもとくにお咎めはない状態かと思われました。
14日間が過ぎて、やっと自宅に帰りました。
ホテル日航関西空港HP:https://www.nikkokix.com/index.html
まとめ:帰国や旅行目的でもPCR検査は簡単に受けられた
陰性証明書の記入ミスが発覚した時はどうなるかと思いましたが、それ以外はまったく問題ありませんでしたのでお勧め出来るかと思います。主な理由としては
・24時間以内に検査の証明書をメールで送ってくれる(私の場合はもっと早かった)
・帰国や旅行目的も利用可
・英文での証明書作成
・不備があったときの対応が早かった
・予約することが出来て待つ必要なし
以上の点でお勧め出来るかと思います。
値段が115ユーロでしたが、当時日本では3~5万円ほどでしたし、行う施設も少なく、時間もかかったので、まだ安い方で気軽にうけれるのはよかったかと思います。現在は、日本でもさらに安価にPCR検査を受けられる施設が出来てきているみたいなので、こちらでも出来てほしいなと思います。
参考になれば幸いです。Hasta luego !!
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