グラナダを訪れるなら世界遺産であるアルハンブラ宮殿は絶対外せない場所ですよね。
1万4000㎡というかなり広い敷地に宮殿などがあるので、全部を見て回ると3時間以上はかかりました。
時間指定入場(ナスル宮殿)になっているところや、無料で入れる場所(カルロス5世宮殿)もあります。
効率よく回るためには見て回るルートを事前に確認することをお勧めします。
今回は私が見て回ったルートや見所をご紹介したいと思います。
1. パラドールでチェックイン
私はアルハンブラ宮殿の敷地内にあるパラドールに宿泊したので、まずはチェックインを済ませに向かいました。14:00頃にチェックインを終え、少し休憩した後、すぐにヘネラリフェに向かいました。
2.ヘネラリフェ<アルハンブラの夏の離宮>
王朝の王たちが休暇を過ごした離宮で中でも必見なのが「アセキアの中庭」。 中庭には緑が生い茂り、シエラ・ネバダ山脈の雪解け水を利用した水路や噴水が風景にとても映えます。
ナスル宮殿の予約時間が16:00だったので、それまでにヘネラリフェを見ようと思っていました。
人も少なかったので美しい庭園をゆっくり見て回ることができました。所要時間としては1時間弱だったと思います。
ヘネラリフェからナスル宮殿は少し離れているので時間に余裕を持って行かれるのがお勧めです。
3. ナスル宮殿<かつての王の居城、政治の中心>
イスラム建築が凝縮されたアルハンブラ宮殿最大のみどころ。一歩中に入れば外からは想像できないような幻想的な世界を体感できます。
チケットについて
チケットは事前に購入しておくことをお勧めいたします。当日券ですと朝早くに並ぶ必要があり、さらに買えない可能性もあるからです。
また出来れば早めに予約しておくのがベストです。私の場合は2週間ほど前にネットで予約しようと思ったのですが、ほとんど枠が残っていませんでした。
チケットは以下の公式サイトから予約できます。
入場の時の注意点
見学の際に入場券が必要な場所はナスル宮殿、アルカサバ、ヘネラリフェの3か所ですが、ナスル宮殿だけ時間が指定されています。
私は予約時間の30分前には着いていましたがすでに行列ができていました。というのも前の時間帯の行列(予約時間は30分刻みで決められている)がまだ残っていたためです。
私もそのまま中に入れるかと思いましたが入り口で時間になるまで横で待っておくように言われました。おそらく人数制限などもあって時間の管理を厳しくしているのでしょう。あまり人が多い状態だとゆっくり見れませんからね。
4.アルカサバ<難攻不落の要塞>
9世紀に建築された軍事要塞でアルハンブラでは最も古い場所になります。
ナスル宮殿を見た後こちらに向かいました。入り口でチケットのチェックがありますが時間指定ではありません。
5.カルロス5世宮殿<1492年のレコンキスタ後に建築>
当時最新のルネッサンス様式で建築されたこの宮殿はアルハンブラの中ではある意味際立っているかもしれません。
ローマ様式に似た円形の庭があり、2階には現代美術館、1階にはアルハンブラ博物館があります。
私は同じ敷地内のパラドールに泊まっていたので(歩いて5分)、翌朝こちらを訪問しました。入場券も必要ありません。
まとめ
今回は私が見て回ったルートや見所を紹介させていただきました。
パラドール→ヘネラリフェ→ナスル宮殿→アルカサバ→カルロス5世宮殿(翌日)
長い距離を歩きますので履きなれた歩きやすい靴をお勧めいたします。
疲れた時はパラドール内にあるカフェで休憩されるのもいいですね。
ご参考にしていただければ幸いです。
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